当院における新型コロナウイルス対策について

当院の感染症対策への姿勢

コロナウイルス感染症が流行し出した当初は、歯科医院が罹患リスクが高いと報道されており、全国に緊急事態宣言が出た際には、当クリニックも緊急性のある治療に限って診療をしておりました。 しかし、4月30日の日本歯科医師会の発表にありますうように、歯科医療を通じて患者が新型コロナウイルスに感染した報告は一例もなく、歯科医院での治療に関して安全性が高いことがわかってきました。 一方で、諸外国と違い、PCR検査の少なさから正確な患者数が把握されていない為、歯科医療従事者は油断することなく感染予防を徹底していく必要があり、あらゆる可能性を考えて、院内感染の予防に勤めなければならないと考えております。

歯科医師やスタッフから患者様への感染リスクについて

とみい歯科クリニック（京都、四条烏丸・四条大宮の歯科医院）では、歯科医師やスタッフは、従来より血液や体液にさらされることが多いので、常にマスクや手袋を着用して感染対策をしております。 つまり、新型コロナウイルスの主な感染経路とされる飛沫感染と接触感染に対しては、すでに感染対策を実施しており、さらに今回の新型コロナウイルス感染症に対してゴーグルやフェイスガードを着用して診療しております。 また、歯科医師自身やスタッフ一人一人は健康管理を徹底しており、マスクと手袋を着用して診療していることを考慮すれば、飛沫感染や接触感染によって治療中に歯科医師から患者に感染するリスクは低いと考えられます。

患者様から患者様への感染リスクについて

37度以上の発熱や咳などの症状がある方や、海外から帰国して2週間以上経過していない患者様は、電話対応に留めております。 待合室での感染を防ぐために患者様にはマスクの着用を必須とし、咳エチケットの徹底、予約制による密集対策、環境からの感染を防ぐためにトイレやドアノブなどの高頻度接触箇所の定期的な清掃を行なっております。 器具やチェアなどの診療時に患者様に触れる箇所については従来通りの滅菌はもちろんのこと、診療室では飛沫感染を防ぐために、患者様同士の距離を離して診療することや、ウイルスが増殖しにくい環境を作るために温度、湿度（40〜55％）のコントロールし、空気浄化装置（1時間に4.5回の換気に相当する）を待合室と診療室それぞれ1機ずつ設置した上で、さらに換気を行なっております。

以上のように、当院では最善の感染予防策を講じておりますので、安心してご来院ください。

医療法人 とみい歯科クリニック（四条烏丸・大宮）
院長
冨井 常忠